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虫刺され(虫刺症)
予約不要
虫刺されの治療は予約不要です。
虫刺され(虫刺症)とは
虫刺されとは、日常よく経験する虫(カ・アブ・ハチ・ノミ・ダニなど)の持つ毒物や分泌物が、虫に刺されたり、接触したことでアレルギー反応が起こる病気です。
- 1.刺された部分を中心に赤みが広がり、全身に及んだり、時に水ぶくれになります。
- 2.痒みがあり、掻くことでとびひ(伝染性膿痂疹)に移行しないように注意しましょう。
- 3.痕が残ってしまうことがありますので、早めの受診をお勧めします。
刺されてから5~30分で現れる「即時型アレルギー反応」、
刺されてから1日~3日で現れる「遅延型アレルギー反応」があります。
カに刺された場合
遅延型アレルギー反応は、痒みを伴うプツプツとして出ることが多く、その後水ぶくれになることもあります。お子様は水ぶくれになりやすいです。
最近のノミさされ
ネコノミが多く、ネコノミは、膝より下側に生じることが多く、屋外では足首付近を中心に刺されやすいです。痒みの強い赤いブツブツや赤い腫れを生じ、しばしば水ぶくれにもなりやすいです。
ブト(ブユ・ブヨ)
吸血されたところは多少の痛みを伴い、中心に赤い出血点、流血、水ぶくれができ、翌日には2~3倍に赤く腫れ、激しい痒みや痛みが出ます。発熱することもあります。
ハチ
毒を注入されることで痛みが出ます。先ずは刺さされたところを強くつまみ毒を出し、流水で洗い流してください。(アンモニア水は効果が無いだけでなく、悪化します‼必ず流水で)
2回目以降は注意といわれますが、蜂の毒に対する抗原特異的IgEが生産された場合はショックに陥る可能性が高いためです。アナフィラキシー(全身の蕁麻疹、気分が悪い、お腹が痛い、のどが狭くなるような気持ち、のどの痛み 呼吸困難など)症状が無いか気を付けてください。
毛虫 チャドクガ(椿・山茶花・茶ノ木などに多い)
モンシロドクガ(桜・梅・クヌギなどに多い)
5~10月にかけて被害の多い毛虫の毛による被害です。服の中にも入ってきます。服を脱ぎ、セロテープなどでまずは毛を取り除きましょう。
マダ
山に多くいます。皮膚の中に入っている吸い口を取り除かないといけないので、マダニをとりのぞかずそのまま受診をしてください。
アオバアリガタハネカクシ(やけど虫)
アリに似た虫です。夜間、灯りに向かって飛んでき、室内にも侵入します。潰すとその体液でやけどのような水ぶくれができます(水ぶくれができるまで数時間~1日以上かかります)体液を触ったり当たったりしたら、すぐに石けんを泡立て優しく洗い流して、受診してください。
虫刺されの治療
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外用薬
ステロイド外用薬 …痒みと炎症を抑えるために使用します。
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内服薬
抗アレルギー剤…痒みが激しい場合には内服も検討可能です。
よくある質問
- Q.病院を受診する前にしておいて方がよいことはありますか?
- A.一度患部を洗い流し、掻かないように注意をしてください。腫れている場合には冷やすこともおすすめです。
- Q.虫に刺されたのですが、何の虫が分かりますか?
- A.皮膚の状態だけでは虫を特定できないことも多くございますが、時期や場所により推測をすることはあります。
- Q.虫刺されを予防する方法はありますか?
- A.長袖長ズボンと虫よけスプレーを使用しましょう。
- Q.かきむしってしまい汁が出ています。どうすればよいですか?
- A.とびひに発展することが多いのですぐに受診してください。
- Q.薬を塗っていましたがジュクジュクしてきました。このまま塗り続けてもよいですか?
- A.薬が合っていない可能性や内服薬の追加が必要であると考えられます。すぐに受診してください。
- Q.早めに受診した方がいいですか?
- A.市販薬を使用しても2~3日ひかない場合や水ぶくれになっている場合、周囲の赤みが広がってきた場合は早急に受診しましょう。
虫刺されの治療は
予約不要です。
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ご来院前に必ずお電話にてご予約をお願いいたします。(診療スケジュール)