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薬疹
予約不要
薬疹の治療は予約不要です。
薬疹とは
薬疹とは、薬の内服や注射をすることによってごく一部の人に現れるアレルギーによる発疹をいいます。
外用薬で起こる場合は「接触皮膚炎」に分類されます。市販薬や健康食品でも起こります。お薬を使用後早期に皮疹が出現する場合と、5日~2週間以上継続して使用している時に出現する場合があります。
命にかかわることもありますので、早急に受診をしてください。
症状
発赤、膨隆、水疱、蕁麻疹、痒みがよく見られ、時に皮膚の落屑や痛みがあります。皮膚の症状以外に特にない方が約半分、痒みのある方が約半分、痛みのある方がごくわずかです。
種類
主に湿疹型、蕁麻疹型、紅皮症型、SJS(スティーブン・ジョンソン症候群。紅斑。皮疹の他に発熱・関節痛・悪心などの全身症状を伴う。)。TEN(中毒性表皮壊死症)
- ※何のお薬をいつから使われているのか。過去に使ったことはないかも教えてください。
薬疹の検査
・血液検査
・パッチテスト…金属アレルギーの有無を調べます。
・内服テスト…もう一度原因と思われるお薬を内服していただく検査です。入院が必要な検査となりますので、大学病院など適切な医療機関をご紹介いたします。
薬疹の治療
最も重要なのは「疑わしい薬をのむことをやめる」です。
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外用薬
ステロイド外用薬痒みや炎症を落ち着かせるために使用します。
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内服薬
抗アレルギー剤…軽症の痒みや炎症を落ち着かせるために使用します。
ステロイド内服薬…重症の痒みや炎症を落ち着かせるために使用します。
よくある質問
- Q.薬疹を予防する方法はありますか?
- A.ありません。 もしもご自身が過去に薬疹を起こしたことがある場合は、薬剤名を把握し病院受診のたびに医師と薬剤師に必ず伝えてください。
- Q.薬疹が出ない薬はありますか?
- A.ありません。 どの薬剤にも可能性がありますので、薬を飲み始めてから湿疹が出た際には必ず診察時に医師に申し出てください。
- Q.薬疹が出たかもしれません。どうしたらよいですか?
- A.急速に症状が悪化する場合もありますので、すぐに病院を受診しましょう。
- Q.じんましんとは違うのですか?
- A.見た目は蕁麻疹と非常に似ているか、同じですが、原因が薬剤によるものと特定できた場合に「薬疹」と呼んでいます。
- Q.薬疹はくすりを中止するだけで症状はひきますか?
- A.そうとも限りませんので必ず皮膚科を受診しましょう。
- Q.原因を調べる検査はありますか?
- A.当院では行っておりませんので必要な場合には、大きな病院をご紹介いたします。
薬疹の治療は
予約不要です。
その他予約が必要なメニューをご希望の場合は、
ご来院前に必ずお電話にてご予約をお願いいたします。(診療スケジュール)