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手湿疹
予約不要
手湿疹の治療は予約不要です。
手湿疹とは
手湿疹とは、一般に言われる「手荒れ」のことで、手にできる湿疹です。ブツブツや赤みや痒み、皮膚の乾燥(ガサガサ感)が出ることがあります。
放置したり水仕事などの刺激を受け続けたりして酷くなると「ひび割れ」「あかぎれ」に発展します。刺激から肌を守り、こまめに保湿を心がけ、なかなか治らない時や何度も繰り返す時は受診をしましょう。
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肌のカサカサ・湿疹
肌が乾燥し、逆むけが指先にできることも。
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ひび割れ・あかぎれ
痒みが強くなり、掻きむしることで肌がジュクジュクすることも。
手湿疹の原因
手には皮脂腺が少ないため、水仕事(お湯・石けん・洗剤・シャンプーなどを使う機会が多い方)や消毒アルコールの頻回使用など皮脂を奪われることで、肌のバリア機能が低下します。バリア機能が低下した肌は、刺激に敏感となり発疹が出やすくなります。
手湿疹の検査
- *顕微鏡検査…真菌(カビ)や細菌感染の有無を調べます。
- *パッチテストを必要に応じて行うことがあります。
手湿疹の治療
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外用薬
・ ステロイド外用薬…痒みが激しい場合にその部位にのみ使用します。
・ 亜鉛華軟膏…ステロイドではない外用薬ですので比較的長期に使用可能です。
・ 保湿剤…乾燥を補う意味で、頻回に使用していただきます。(保険適応) -
内服薬
・ 抗アレルギー…かゆみが激しい場合に使用します。
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紫外線治療
・ ナローバンドUVB…アトピー性皮膚炎をともなっている場合には保険適応。
よくある質問
- Q.日常生活で気をつけることはありますか?
- A.お湯と洗剤が刺激となり症状を繰り返す方が多いです。茶碗洗いなどの家事は、手袋をつけて行いましょう。
- Q.ハンドクリームは市販のものでもよいですか?
- A.激しい痒みがなければ構いません。受診時にご相談頂ければ保険での保湿剤処方も可能です。
- Q.通院頻度はどのくらいですか?
- A.月に1度を目安に継続して通院しましょう。
- Q.軟膏を塗って治療していますが コロナが流行っているのでよく手を洗います大丈夫ですか?
- A.軟膏薬を塗ってから15分ほどは手を洗わない方が薬の効果が低下しない可能性はあります。気になる場合は夜間就寝の直前に軟膏薬を塗るようにしてみましょう。
- Q.薬を塗った後 手袋をしていいですか?
- A.症状によるので直接医師にお尋ねください。汁が出ている時などはかえって逆効果になります。
- Q.アルコール消毒で手が荒れます。なおりますか?
- A.アルコール消毒が続く限り治癒は困難です。
*金属アレルギーがないか教えてください