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疥癬
予約不要
疥癬の治療は予約不要です。
疥癬(かいせん)とは
体に痒いブツブツ。他の人にうつります。
疥癬(かいせん)とは、「ヒトヒゼンダニ」による感染症です。耐え難い痒み(特に夜間)があり、淡好色の小さなプツプツが多発します。手のひらや指にカサカサと蛇行した白っぽい線状の膨らみ(疥癬トンネル)や外陰部にしこりが見られることがあります。
- 1.皮膚の柔らかい部位…ワキ周辺、陰部、太もも、二の腕、お腹、手指の内側に生じやすいです。
- 2.直接肌に接触する以外にも服やお布団、枕・タオルなどでもうつります。
- 3.感染力が強いです。
- 4.ヒトヒゼンダニは、高熱処理で死滅します。
- ※本人やご家族が「湿疹」や「アトピー性皮膚炎」と間違え、自己治療することで、ご家族にも蔓延させてしまうことがあります。よくステロイドを使用される方がいらっしゃいますが、治療法も異なり悪化しますので、早めの受診をしましょう。その際、ご家族やご同居の方のご様子も教えてください。
- ※治療を行うと同時に服やお布団・枕などの洗濯や消毒も行ってください。
疥癬の原因
疥癬(かいせん)とは、「ヒトヒゼンダニ」による感染症です。ヒトヒゼンダニのフンや抜け殻に対してのアレルギー反応が原因のこともあります。
疥癬の治療
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外用薬
スミスリンローション…首よりも下に塗布し、一定時間後に洗い流しを行います。1週間後にも同じ塗布を行いますので、合計2回の治療です。
オイラックスクリーム…痒みに対して使用します。
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内服薬
ストロメクトール…孵化したあとの虫に対して全身的に効果がでます。外用薬が届きにくい部位にも効果を発揮します。1週間後にも症状が持続している場合には2回目の投与を検討し、医師が処方いたします。
よくある質問
- Q.疥癬の患者は隔離が必要ですか?
- A.通常疥癬に関しては、空気感染ではありませんので同じ空間で過ごすことは問題ありません。但し、一緒に寝るなどの寝具の共有は避けましょう。
- Q.疥癬の患者の服の洗濯はどのようにすればよいですか?
- A.他の人とは一緒に洗濯せず、個別に洗うようにしましょう。
- Q.疥癬の患者の使用した寝具はどうすればよいですか?
- A.50度以上の熱湯により、死滅させることが可能です。高温の乾燥機を使用するか、熱湯を洗濯物にかけてから洗濯するなどの工夫を行いましょう。
- Q.他人にうつる可能性はありますか?
- A.うつります。
- Q.通院が必要ですか?
- A.診断後1週間後に必ず通院が必要です。