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脂漏性皮膚炎
予約不要
脂漏性皮膚炎・脂漏性湿疹の治療は予約不要です。
脂漏性皮膚炎とは
脂漏性皮膚炎(「脂漏性湿疹」ともいう)は、皮脂の分泌が活発部位に見られます。黄色がかったフケや髪の毛にまとわりつくべったとした感じ、皮膚に赤みがあり、真菌の関係も考えられています。
- 1.皮脂の分泌の活発な頭・顔(Tゾーン・鼻横)・ワキにできやすいです。
- 2.乳児型と成人型に分けられ、成人は思春期~40歳の男性に多く、繰り返しやすいです。 (乳児脂漏性湿疹はコチラ)洗髪をあまりされない方にも見られます。
- 3.頭に発症した軽症は、いわゆる"フケ"症とよばれ、ありふれた疾患です。
「尋常性乾癬(じんじょうせい かんせん)」と似ています。
脂漏性皮膚炎の原因
脂漏性皮膚炎は、男性ホルモンであるアンドロゲンが皮脂の分泌を高めるため男性に起こりやすく、常在菌のマラセチア真菌が関与していると考えられています。
脂漏性皮膚炎の治療
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外用薬
ステロイド外用薬…痒みが強い場合などに短期間使用します。
抗真菌剤…症状が長引く場合などにカビの一種を減らすために使用します。
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内服薬
抗アレルギー剤…痒みが激しい場合に処方します。
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ステロイド含有シャンプー
コムクロシャンプー…頭皮の広範囲な症状の場合には、塗布後に洗い流しをするタイプの薬を処方いたします(保険適応)
よくある質問
- Q.日常での注意点はありますか?
- A.ストレスなどが悪化要因となる可能性もあります。規則正しい生活を心がけましょう。
- Q.ステロイド含有シャンプーを使用した後に、いつものシャンプーやリンスを使用した方がよいですか?
- A.使用しなくても構いませんが、洗い心地などに違和感がある場合は、いつものシャンプーやリンスを使用しても構いません。
- Q.頭皮のふけが目立たないようにするにはどうしたらいいですか?
- A.適切に外用剤を継続していただくことでフケが減る可能性は高いです。季節による変動がある方はその時期は特に薬を切らさないように気を付けましょう。
- Q.普段汗をかきますが、汗は関係しますか?
- A.汗よりは皮脂の出方の方が関係します。
- Q.食生活は影響しますか?
- A.脂質の多い食材を摂りすぎると、皮脂を多く作り出す原因となるともいわれていますが、食事制限のみでは症状の治癒には至らないことも多いです。あくまでも補助的なものと考えた方が良いでしょう。
脂漏性皮膚炎は
予約不要です。
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