掌蹠膿疱症（しょうせきのうほうしょう）とは

膿を持ったブツブツ。他の人にうつりません。

膿疱症（のうほうしょう）とは

• 1.明らかな原因は不明です。
• 2.表皮の下に膿が溜まったブツブツが見られます。
• 3.微生物による感染はなく、無菌性膿疱が多発した病気です。
• 4.無菌性膿疱なので、検査をしても細菌などの微生物は発見されません。

掌蹠膿疱症（しょうせきのうほうしょう）とは

膿疱症の一種で、掌…手や手のひら、蹠…足の裏に膿疱を持った黄色いブツブツです。

• 1.2～４週間ごとに繰り返しできます
• 2.治った後、褐色の小さなかさぶたができます。
• 3.30～50歳代 女性 喫煙者に多いです。

• ※金属アレルギーがないか教えてください。

掌蹠膿疱症の原因

掌蹠膿疱症はと発症した方の9割が喫煙者で、喫煙と歯科金属アレルギーが原因として多く、扁桃腺炎・副鼻腔炎・虫歯・中耳炎など、特に顔周りの炎症が原因で起こっていることがあります。

自分で出来る注意は「禁煙」です。

掌蹠膿疱症の検査

・顕微鏡検査…白癬菌（水虫の菌）有無を調べます。
・パッチテスト…金属アレルギーの有無を調べます。（保険適応）

掌蹠膿疱症の治療

• 外用薬

  ステロイド外用薬…炎症をおちつかせるためにお薬です。

  ビタミンD3外用薬…角化を正常化するためのお薬です

  ステロイドとビタミンD３の複合剤…上記の２つを混ぜ合わせた薬です。

• 内服薬

  チガゾン…当院では処方しておりません。

  ネオラール…当院では処方しておりません。

• 紫外線療法

  ナローバンドUVB…広い範囲に２分間で照射を行います。（保険適応）

  エキシマライト…比較的狭い範囲にスポットで照射します。（保険適応）

• 生物学的製剤

  トレムフィア…当院では対応していません。

よくある質問