刺青レーザー治療とは？

過去に施した刺青・タトゥー・アートメイクを除去したいというご希望はとても多いです。

従来のレーザーでは色素のみに反応させて健常な周囲の皮膚には損傷を与えないということが難しく、徐々に出力を上げながら回数をかけて照射を重ねていくことが通常でした。 近年ピコレーザーが実用化され、よりシャープなレーザー照射が行えるようになったので色素を粉砕する能力が向上しています。

従来のレーザーよりも、より確実性のある治療をお望み場合はピコシュアでの照射をおすすめしています。

従来のレーザー治療との比較

従来のレーザーでは、メラニン色素にレーザーを当てることで熱を発生させシミを除去していました。 対してピコ秒で照射するピコレーザーは、熱作用がほとんどなく衝撃波で色素を粉砕します。岩のような状態のメラニン色素を瞬時に砂状態にまで砕きます。

従来のレーザー

ピコレーザー

治療前は岩のように固まった色素が砂のように粒子レベルまで粉砕されている様子が分かります。

• ＊色素の色、量、深さにより治療にかかる照射回数は異なってきます。
• ＊従来のレーザーに比べると高い効果が期待できますが、１度の治療で完了するということではございません。

※刺青レーザー治療のリスク・副作用について
* 金製剤の内服既往のある方、金の糸を入れている方はこの治療をお受けいただくことができません。
* 照射には痛みを伴いますので、表面麻酔を併用する場合があります。（別途費用要）
* 照射の回数は元々の色素の濃さや色味にもよりますが、最低でも3回以上かかる場合が多く、繰り返し半年程度の間隔で照射をする必要がございます。
* 肌色や白色の色素が入っている場合は、レーザーにより、さらに濃くなる場合がございます。照射を繰り返すことで、ある程度軽減いたしますが、合計の回数はその分多くなる可能性や消えない可能性がございます。
* 肌色の場合は、ご本人の自覚なく色素が入っている場合もございます。肌色や白色の色素が使われていることのご申告がなかった場合、このような色素増強は避けることができず、当院は責任を負いません。
* レーザーに伴う一時的な色素沈着は、照射から約1か月後がピークで、3か月後ごろには自然と薄くなっていきます。（特に肝斑合併例で高率となります）
* この治療は、国内未承認医薬品または医療機器を用いて施術を行います。治療に用いる医薬品および機器は当院医師の判断の元、個人輸入手続きを行ったものです。個人輸入において注意すべき医薬品等について詳しくはこちらをご覧ください。

料金

• ＊全て1回あたりの料金です。
• ＊オプションで麻酔クリームをご希望の場合は+¥3,000(税込¥3,300)からご用意しております。